リーチ数に関する知識が乏しいためいったんここに情報を整理します。
リーチ数とは
リーチ数は広告/または投稿を見たユーザーの数を指します。
例) あるユーザーがサイトに3回訪問し、そのすべてのページで広告Aが掲載されていたとしても、広告Aのリーチ数は1
- リーチは、通常同じユーザーを重複しないようカウント
- 異なるデバイスやブラウザでアクセスした場合は、別ユーザーとして計測
- コンテンツや広告に接触したユーザー数やその割合
- 同意義の用語として「UU(ユニークユーザー) 」
各媒体のリーチの定義
広告媒体 | 定義 | 詳細 | 例 |
広告が画面に表示されたユーザーの数(=アカウント数) | 所有しているアカウントの数やアカウントセンターの連携状況によってリーチ数が影響される | 1人のユーザーがFacebook と Instagram でそれぞれ広告を見た場合、Facebook アカウントと Instagram アカウントがアカウントセンターで連携されていればリーチは1、連携されていなければリーチは2 | |
広告が表示されたユーザーの総数 | 広告が表示された端末が異なっていてもリーチ数は1 | 1人のユーザーが PC とスマホで広告を見た場合、ユーザー数とリーチ数は1 | |
X(Twitter) | タイムライン上に広告が表示されたユーザーの数 | リーチ数は推定データ | 同じユーザーに広告が10回表示された場合、リーチ数は1 |
Yahoo | 指定した期間内で、1回以上のビューアブルインプレッションが発生したユニークユーザーの人数(=端末数) | 端末ごとにカウントされるため、ユーザー数とは異なる可能性がある | 1人のユーザーが PC とスマホで広告を見た場合、ユーザー数は1、リーチ数は2 |
用語
アカウントセンター
Facebookアカウント、Instagramアカウント、Metaアカウントのコネクテッドエクスペリエンス(プロフィール情報の同期など)を管理する場所を指す。
タイムライン
X(Twitter)アプリインストール広告の配信面のひとつで、ツイートが時間順に表示される画面を意味する。
ビューアブルインプレッション
ビューアブルインプレッションは、ディスプレイ広告の表示回数に関する指標で、ユーザーの目に見える範囲に表示されたインプレッションを意味する。
管理画面上では、Google は「視認範囲の表示回数」、Yahoo! は「ビューアブルインプレッション数」という名前になっています。
広告管理画面でのリーチ数の確認方法
Facebook 広告では、デフォルトの項目でリーチが確認できます。もし確認できない場合は、管理画面上の「列」から「パフォーマンス(デフォルト)」を選択すると確認できます。
Google でリーチを確認する手順は、管理画面の「表示項目」から「表示項目の変更」をクリックし、表示項目の一覧から「リーチの指標」内の「ユニークユーザー数」を選択すると、管理画面の項目にリーチの項目を追加できます。
(ただ、リーチの指標はディスプレイキャンペーンと動画キャンペーンでのみ確認可能で、その他のキャンペーンでは確認できないので注意)
X(Twitter)
Twitter 広告では、管理画面の「データ」をクリックし「データセット」にある「リーチとフリークエンシー」を選択すると管理画面にリーチ数が表示され確認できます。
Yahoo
Yahoo!広告でリーチを確認するためにはレポートを作成する必要があります。
管理画面の「レポート」タブから「+レポート・テンプレート作成」をクリックすると、作成するレポートの種類が一覧で表示され、一番下の「リーチレポート」を選択すると「リーチ」を含んだレポートが作成できます。
(ディスプレイ広告でのみリーチの確認が可能)
API でのリーチ数の確認方法
ドキュメント
備考
- 最大で直近の37ヶ月まで検索可能
- date_preset 有(today, yesterday, this_month etc...)
見つからず...
groups.google.com
X(Twitter)
ドキュメント
備考
- 実測値として“2016-12-06”までなら応答があり
- キャンペーンの期間外の日時も指定可
- date_preset 無(日時指定)