ものづくりのブログ

うちのネコを題材にしたものづくりができたらいいなと思っていろいろ奮闘してます。

【Google】Google Analytics について

Google アナリティクス(GA)について、調べてみたのでここにメモを残します。

Google Analytics とは

Google Analytics(GA)とは、Google が提供する無料で利用できるアクセス解析ツールです。
計測対象となる Web サイトを、Google Analytics に登録することで、Javascript で記述された「トラッキングコード」が個別に付与されます。そのトラッキングコードをサイト内に埋め込むことで、各種データの計測を開始することができます。

計測できるデータ

Google アナリティクスで計測できるデータは、主に4つに分類できます。

  • オーディエンス
  • 集客
  • 行動
  • コンバージョン
オーディエンス

「どんな人が」「どれくらい」サイトに訪れているか

  • 来訪オーディエンス(PV・UU・セッション)
  • 来訪デバイス(PC・スマホ・タブレット)
  • 来訪OS(Windows・Mac・iOS・Android)
  • 新規顧客とリピーター
集客

「どこから」サイトに訪れているか

  • 来訪チャンネル(organic search・Social・Referral・Direct・Paid Search)
  • 広告・非広告
  • 来訪キーワード
  • ソーシャル(Facebook・Twitter・Instagram)
行動

「どこの」ページを見ているのか

  • ランディングページ
  • 閲覧ページ
  • 行動フロー
コンバージョン

目標(資料などの申し込み)を達成することができたか

  • コンバージョン(会員登録完了・お問い合わせ完了・資料ダウンロード)
  • アトリビューション(CVへの貢献度)

Google Analytics の用途

一般的に Google Analytics のアクセス解析は、サイトに訪れたユーザ像を可視化し、ユーザ行動を把握する目的で使用されます。

  • ユーザの可視化
  • 行動把握
  • 効果測定
  • モニタリング

ユーザの可視化

「行動データ」「属性データ」「技術環境データ」の3つの側面から、サイトにどんなユーザーが訪れているのかを可視化することができます。

行動データ
  • 新規 / リピート
  • 来訪経路
  • 閲覧ページ
  • 会員 / 非会員
属性データ
  • 性別
  • 年齢
  • 地域
  • 言語
  • 興味
技術環境データ
  • デバイス
  • OS
  • ネットワーク
  • 解像度
  • アクセスブラウザ

行動把握

行動把握は、どのページを閲覧したか、どういう順番でページを閲覧したか、ページのどの部分をクリックしたかといったユーザーのサイト内での行動を理解するものです。

ページ遷移 特定ページから、どこのページに遷移したか
滞在時間 特定ページに、ユーザがどれくらい滞在したか
クリック箇所 ページ内でユーザがクリックした箇所
ページスクロール ページ内でユーザがどこまでスクロールしたか
動画再生 ページ内に設置した動画を再生したか
コンバージョンフロー CVに至るまでユーザがどのように行動したか

効果測定

効果測定は、何らかの施策を打った時に、効果がどれくらい出ているかを検証するためのものです。

モニタリング

モニタリングは、設定した目標に対する達成度を把握するものです。

画面毎に把握できること

「ユーザ」メニュー
  • 「ユーザー>概要」でサイトの状況を大まかに把握
  • 「ユーザー>ユーザー属性」、ユーザーインタレストで広告の状況を把握
「集客」メニュー
  • 「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」でどの経路からアクセスされているのか把握
「行動」メニュー
  • 「行動」>「サイトコンテンツ」>すべてのページでユーザの行動を把握
  • 「行動」>「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」で、ランディングページごとのセッション数や直帰率、平均セッション時間などを把握
「コンバージョン」メニュー
  • 「コンバージョン」>「目標」>「概要」で購入や会員登録などのサイトの目的について把握

用語

ユーザー

サイトへの訪問数です。
ユーザーが1つのブラウザから複数ページを閲覧したり、一度離脱して再アクセスした場合も同じユーザーと認識し、「1」とされます。
サイトを訪れると、ブラウザに保存されるcookie情報を元にしているので、複数デバイスからのアクセスは同じユーザーとは認識されず、別カウントされます。
多くの人が複数のデバイスからWEBサービスを利用する時代なので、厳密にいえばUB(ユニークブラウザ)となります。

活用例
  • WEBサイトの認知の指標
  • LPへ遷移したユーザー数を計測

セッション

アクセス回数のことをさします。
来訪して離脱するまでを1とカウントとします。
一度に複数ページを閲覧しても「1」としてカウントされますが、再アクセスした場合は別カウントになります。

活用例
  • サイトへの訪問数を把握する
  • セッション当たりの閲覧ページ数をLPの評価指標にする
  • セッションと売り上げのバランスをみて、適切に購入につながっているか確認

ページビュー

閲覧されたページの数です。
1ユーザーが複数ページ閲覧した場合、閲覧したページをすべてカウントします。

活用例
  • サイト内の広告のリーチ数の把握

直帰率

直帰とは、1ページだけ見てユーザーがサイトから離れてしまったこと。
直帰率は、サイトを訪問したセッションのうち直帰してしまったセッションの割合を示します。

活用例
  • 回遊を狙いたい場合とかは、直帰率を下げるなどといった指標

トラフィック

トラフィックは、通信量のことです。トラフィックのチャネルとは、サイトへの流入経路を指し、訪問時のドメインを記録しているものです。検索から流入したのか、SNSの投稿からなのか、広告からなのか、メールマガジンからなのかなど、どの経路からの流入なのかを計測するのに便利です。

流入経路
項目 定義
Organic Google、Yahooなどの検索サイトの検索結果からの流入
Social Facebook、twitterなどのSNS投稿からの流入
Direct 直接URLを入力したり、ブックマークからの流入
PaidSearch 検索結果に表示されるリスティング広告からの流入
Display バナー広告からの流入
Affiliate アフィリエイト広告からの流入
Email メールに掲載されたリンクからの流入
Other その他の流入