GA4 と BigQuery 連携について調べたことをここにメモします。
BigQuery
BigQueryとは、Googleが提供しているデータウェアハウスで、大量のデータを取り込み、分析することを目的にしたサービスです。
GA4 と BigQuery 連携
GA4 と BigQuery のアカウントを持っていれば、連携が行えます。
できること
- GA4のデータをSQLで分析できる
- GA4のデータを既存データと統合して分析できる
- GA4のデータをビジュアライズできる
費用(無料枠)
ストレージへの保存費用
アクティブ ストレージと長期ストレージ(過去90日間変更がないデータ)でそれぞれ費用が異なりますが、それぞれのストレージについて毎月10GBの無料枠があります。
クエリの実行サイズに応じた費用
BigQuery では1TBあたり5ドルの費用がかかかりますが、毎月1TBまでは無料枠があります。
設定手順
BigQueryでプロジェクトを作成
Google Cloud Platformの管理画面にログインします。
BigQuery APIの有効化
「APIとサービス」>「ライブラリ」をクリックします。
「カテゴリ」>「ビッグデータ」をクリックします。
「ビッグデータ」の画面で、「BigQuery API」をクリックします。
「APIが有効です」と表示されていれば有効化の確認は完了です。表示されていなければ、有効化にします。
GA4 を BigQuery のプロジェクトに連携
GA4 の管理画面(https://analytics.google.com/analytics/web/)を開き、「BigQueryのリンク設定」を選択します。
「リンク」をクリックします。
先ほど作成したBigQueryのプロジェクトを選択します。
BigQuery に連携した GA4 データの確認方法
BigQuery 側で GA4 から連携対象として設定したプロジェクトにアクセスすることで、データを確認できます。
Google Cloudにて連携対象のプロジェクト画面を開く
Google Cloud Platformにて、GA4 で連携対象として設定したプロジェクトの画面を開きます。
BigQuery上でGA4から連携されたデータを確認
左側のメニューより、「BigQuery」を選択します。
SQL で分析
テーブル
毎日のエクスポート オプションが有効になっている場合、各データセット内に 「events_YYYYMMDD」 という名前のテーブルが毎日作成されます。
「プレビュー」を開くとデータが参照できます。