マーケティングにおけるリフトについて、ここにメモを残そうと思います。
リフト値(Lift)
マーケティングにおけるリフト値(Lift)とは、ある施策(広告・プロモーション・キャンペーンなど)を実施したことで、どの程度成果が向上したかを示す指標です。
具体的には、施策を実施したグループ(テスト群)と、実施しなかったグループ(コントロール群)の結果を比較して算出します。
計算方法
リフト値は、以下の計算式で求められます。

例:
広告を表示したグループ(テスト群)の購入率が 5%
広告を表示しなかったグループ(コントロール群)の購入率が 4%
この場合、以下のような感じになります。

広告を表示したことで購入率が 25%向上 したことがわかります。
リフト値が活用される場面
リフト値は、以下のようなマーケティング施策の効果測定に使われます。
広告の効果測定
広告を見せた人と見せていない人の購買行動を比較し、広告の影響を分析などに利用するそうです。
A/Bテスト
例えば、異なるデザインのランディングページのCVR(コンバージョン率)を比較し、どちらが効果的か判断する材料にするそうです。
プロモーション施策
割引クーポンを配ったグループと配っていないグループを比較し、売上やリピート率の変化を評価の材料にするそうです。