AWS CloudWatch について - ものづくりのブログ

AWS CloudWatch について理解を深めようと思い調べたことをまとめてみました。

CloudWatch は、AWS で提供されているモニタリングサービスです。
アプリケーションの監視(環境内における異常動作の検知、アラームの設定)や、リソース使用率の最適化などに利用するデータの収集などに期待されている機能のようです。

CloudWatch には無料枠と有料枠の２種類があります。

ほとんどの AWSのサービスは、無料で自動的にメトリクスを CloudWatch に送信します。何かしらデータを収集して、そのデータに対して計算や分析を加えてわかりやすいデータに変換したのがメトリクスです。

支払いは従量課金制で、その月に使用した分のみ、月末に支払う形になっています。毎月固定した金額を支払うことはなく、使った分だけを支払うということでコストパフォーマンスが良くなります。

リソースを監視するのが「CloudWatch」です。CPUやメモリなど複数項目をグラフ化してダッシュボードを作ることができます。システムに対してどのくらい負荷がかかっているのかを視覚化することができます。

ログを集めて監視するのが「CloudWatch Logs」です。アプリケーションやOSがエラーログを出力したら管理者のメールに通知が実現できます。

APIのイベントをトリガーに何らかのアクションを実行させる、というサービスです。

CloudWatch を使用することにより、AWS のリソースとアプリケーションのモニタリングが簡単になります。

CloudWatch では、事前定義されたしきい値、またはメトリクス内の異常動作を識別する機械学習アルゴリズムのいずれかに基づいてアラームを設定し、アクションを自動化することができます。

CloudWatch は、自動ダッシュボードがあります。

CloudWatchはAWSのサービスの１つであるため、AWSのサービスそのものが止まってしまうと使えなくなってしまいます。

CloudWatch で収集したリソースは保存期間が短いです。
メトリクスの保存期間は1時間ごとのデータポイントは約15カ月ですが、5分ごとのものは63日、1分ごとのものは15日です。